股関節は足の付け根にあるため、立ち上がりや歩き始めなどの足の付け根を使う動作の時に痛みを感じます。
症状が進むと痛みが強くなり、歩くことが困難になったり、寝ている間も痛みがでたりすることもあります。
痛みを感じたら早めの対応が大切です。
足の付け根が痛い時、主には変形性股関節炎や股関節脱臼、関節リウマチ、腰椎椎間板ヘルニアなどが考えられます。
また、靱帯や筋肉などが痛みの原因のこともあります。
骨と関節に異常がない場合はレントゲンに映らないので、症状から判断をしていくようになります。
【股関節痛になりやすい人は?】
出産や骨盤の形状のため、女性のほうが多くいらっしゃいます。
肥満は関節への負担が大きくなり、股関節痛のリスクは上がります。
股関節に負担をかける動作を繰り返すアスリートやダンサーなどもリスクは高くなります。
【股関節痛の予防法は?】
適度な運動とストレッチが予防になります。
股関節につながるお尻まわり、太もも周辺のストレッチは大変効果的です。
1.足を開いて座ります
2.足のつま先を内側に倒し、足の親指をゆっくり床につけるようにします
3.次は足の小指側を反対にゆっくり床につけるように倒します
両足5回ほど行ってみましょう!
運動はウォーキングがおすすめです。
歩くときはかかとから着くようにしましょう!
かかとから着いてつま先で蹴りだして、正面を向いて姿勢を正すことが大切です。
痛みを感じた場合は中止しましょう。
無理なく調整しながら焦らずに続けていきましょう!