手足のしびれがつらくないですか?
- ・手足がしびれる
- ・何もしていなくてもジンジンしたり、ビリビリしたりする
- ・皮膚の表面がピリピリするような感覚がある
- ・手足の感覚が鈍くなったり、全く感じなかったりする
- ・自分の意思と関係なく手や指が動いたり、手足に力が入らなかったりする
どうしてしびれるの?
手足がジンジンしたり、手足の感覚が鈍くなったり、思うように動かせなくなったりする症状がしびれです。しびれは日常生活に支障が少ないため、放置されることも少なくありません。時間の経過ともに消えてしまう一時的なしびれは心配ありませんが、しびれは病気のサインの可能性があります。正しい判断と対処が必要です。
しびれの原因について考えてみる
しびれには、一時的なしびれと、病気が原因のしびれがあります。
一時的なしびれはさほど心配する必要はありませんが、脳の病気、脊髄の病気、手足の末梢神経の病気などが原因の場合もあります。
原因①「血液循環の悪化」
起床時の一時的なしびれは、身体の下になって圧迫された部分の血液循環が悪くなって起こります。しばらくすると治ります。
また、いつも同じ作業を続けている人に起こる部分的なしびれは、筋肉の使い過ぎや、神経の疲労により血液循環が悪くなって起こります。作業をやめ、ストレッチなどを行うと治りますが、症状が続くようなら受診が必要です。
原因②「肩関節の老化」
四十肩、五十肩によるしびれは、肩関節の老化により起こります。
原因③「女性ホルモンの不足」
更年期の症状のひとつであるしびれは、女性ホルモンであるエストロゲンが減少することにより、自律神経が影響を受けて、血液循環が悪くなって起こることがあります。
乾燥しやすくなった皮膚は、刺激に敏感になり、しびれを感じやすくなります。
原因④「脳の病気」
脳の血管が詰まったり、破れたり、腫瘍などの脳の病気が原因でしびれが起こります。
身体の片側だけがしびれたり、しびれだけでなくマヒや頭痛、ろれつが回らないなどの症状を伴う場合は、脳卒中の可能性があります。
原因⑤「脊髄の病気」
首の骨が変形して起こる頚椎症や椎間板ヘルニアなど、背骨や首、腰など骨の異常で神経が圧迫されて、しびれが起こります。
しびれだけでなく腰痛を伴う場合は、椎間板ヘルニアや変形性腰椎症の可能性があります。
原因⑥「手足の末梢神経の病気」
糖尿病の症状のひとつであるしびれは、末梢神経の障害が生じることで起こります。
しびれの対処法
対策①「まず、しびれの原因を判断する」
脳梗塞・脳出血などの脳血管障害の場合は緊急受診が必要です。
突然に、片側だけに、親指側と小指側が同じようにしびれが生じた場合は、迷わず受診してください。
その他、病気が原因を考えられる場合も病院を受診しましょう。
対策②「身体を温める」
血行不良や更年期によるしびれは、悪い姿勢や、長時間の同じ姿勢、冷え、下着などによる体の締めつけなど、日常の生活習慣に原因があります。
ホットパックやつ使い捨てカイロを利用したり、ぬるめのお湯にゆっくりつかったりしてしっかり身体を温めましょう。
脚を冷やさないように靴下を履くこともよいでしょう。ただし、締め付けの強すぎる靴下は避けましょう。
対策③「運動をする」
血行不良や更年期によるしびれは、温めるだけでなく、適度に運動することも大切です。
無理なく続けることが最も重要ですなので、ウォーキングやジョギング、サイクリング、水泳、ヨガなどが自分にあった運動を定期的に行いましょう。
しびれの症状は、心配ないものから、緊急性のあるものまで多岐にわたりますので、正しい判断と対処が必要です。
血行不良や更年期によるしびれは、温めることと動かすことが治療の基本です。
整骨院を利用することも効果的です。
整骨院では手技療法によって、筋肉を緩めたり、可動域を広めたりすることで本来の筋肉の働きや体の動きができるように促していき、痛みの緩和および治癒を促進します。
しびれは身体からのサイン
ジリジリ、ピリピリするような手足のしびれはいつから続いていますか?手足のしびれは、頭痛や腹痛、肩こりなどと比較すると少ない症状なので、初めて経験するととても不安になりますよね。
しかも、しびれにはあまりに多くの症状があるにもかかわらず、他の人に説明することが難しくて、やっかいですよね。
しかし、しびれは身体からのサインです。放置してはいけませんよ。
神経が変形して感覚がなくなる前に早めの治療を心がけましょう。
八千代市緑ヶ丘の整骨院
みうら整骨院