久しぶりの運動や慣れない動きをしたあとにくる筋肉痛…一度は経験したことありますよね。
ひどい場合は、強い痛みで日常生活に支障をきたすこともあります。
できれば痛い思いはしたくないし、なってしまったら早く回復したいですよね。
〇なぜ筋肉痛になるの?
いつもは使わない筋肉を使ったり、同じ動作を繰り返したりすることで、筋肉を構成している繊維に細かな傷ができます。
この傷を修復することで筋肉はさらに太く強く成長します。
この筋肉繊維の修復過程で炎症反応がおき、痛みがおきると考えられています。
筋肉に負荷がかかってから48~72時間の間におきる筋肉がパワーアップする現象を『超回復』といいます。
〇筋肉痛を早く治すには?
まず、筋肉痛がおきたばかりの急性期で痛みがひどい場合は、部位を冷やして炎症をおさえましょう。
ひどい痛みが治まってきたら、ストレッチや優しくマッサージすることで、血流を促しましょう。
ぬるま湯にゆっくりつかるのもいいですね。疲労回復のために十分な睡眠もとりましょう!
〇筋肉痛に効果的な食事は?
食事は、たんぱく質、ビタミンB群、ビタミンCをしっかりとりましょう。たんぱく質は筋繊維の修復に必要です。
ビタミンB群は糖質や脂質の代謝を助け、ビタミンCは疲労回復効果があります。
〇筋肉痛は予防できる?
普段からウォーキングやストレッチなどして、身体を動かしておくと筋肉痛になりにくくなります。
また、運動する前にウォーミングアップとして『動的ストレッチ』を、運動後は反動をつけない『静的ストレッチ』をするのも効果的です。
痛みが残っている時にさらに鍛えるのは逆効果です。違う部位を鍛えるようにしましょう。